いざ婚活を始めると、『自己プロフィール』の作成は付き物です。
(※『自己PR』を含めたものを、ここでは自己プロフィールというくくりでお話ししていきます)
大人になってから、いざ自分の事を文字に起こそうとすると何だか気恥ずかしいですし、何を書くのが正解なのかも分かりません。
ですが、このプロフィールは婚活において非常に大切なツールとなります。

そうはいってもどうせ女性だって『顔写真』『年収』『身長』『年齢』ぐらいしか見てないんじゃないですかーー;
結局見られないのであれば、他の項目は何を書いたって変わりゃしませんよ。
決して↑この犬のようになってはいけません。
「神は細部に宿る」という言葉をご存じでしょうか?
これは、「 物事を大きく見ることだけに終始していまい、小さなことがおろそかにしては意味がない。」という意味合いで、言い換えれば、「細かくこだわった細部こそが作品全体の質を決める」的なことです。
これを婚活における自己プロフィールに置き換えると、「細かくこだわったプロフィールにはその本人の姿が出る」ということになります。
要するに、プロフィールひとつおろそかにすることで、「全体的に適当で結婚相手としては対象にならない男性」だと思われてしまう可能性があるのです。

めっちゃ脅すやん
まぁ個人的に言えることは、どうせ作るなら適当にやるよりちゃんとやった方が婚活成功への可能性が広がるということです。
ということで今回は、婚活における自己プロフィールのなにがしをお話ししていきたいと思います。
この記事を書いた人
- 現在30代後半の男。このブログの管理人
- 低身長、Fラン大学卒、低年収(婚活当時)
- 一重から二重にしたり痩せる努力を惜しまない
- 婚活アプリで現在の嫁(ローラ似)と結婚し一児の父に
この記事で分かること
- 婚活における自己プロフィールの意味合いが分かる
- 婚活における自己プロフィールの必要性が分かる
- 婚活における自己プロフィールのNG事項が分かる
目次
婚活における自己プロフィールの意味合い
意味合いとしては、まさに転職活動における「履歴書・職務経歴書」と同じと思っていいでしょう。
他でもお話してますが、私は会社で採用担当もしています。
年間に約500通の書類に目を通し、その中から約200名の方たちと面接を行います。

半分以上は書類選考で落とすのですね(汗
そうです。半分以上は書類選考で落とすのですが、落とす方々の履歴書や職務経歴書は一人につき10秒ほどしか見ません。

あらやだ‼
応募者がどんな気持ちで送ってきてると思ってるんですか‼
ここで出てくるのが「神は細部に宿る」という言葉です。
変な折り目がついているのにそのまま封筒に入れ郵送してきたり、写真にシワがたくさん入っており明らかに使いまわしなのが伝わってきたり、志望動機に何の記載もなかったり、他にも挙げればキリがないですが、こうした些細な部分が目に入った瞬間に書類選考不採用トレーへ直行です。
婚活における自己プロフィールも本質は一緒で、ぱっと見で手抜きや、考えて書いていないことが相手に伝わると、その相手は読む気すら起こりません。
よってその相手との将来は未来永劫訪れないということになります。

まずは「掴み」が大事ってことですね。
婚活のおける「掴み」が自己プロフィールに該当するということでしょう。
婚活における自己プロフィールの必須項目
一般的に自己プロフィールに書くことは決まっています。
必須項目でいくと・・
- 職業
- 年齢
- 年収
- 身長
- 体重
- 学歴
- 出身地
- 現住所
↑これが全てです。
ちなみにこれらの項目について嘘をついても良いことがありません。
ありのままを書きましょう。

あれ、管理人さんが婚活してた時って身長1㎝盛って書いてませんでいたっけ!

犬、あとで体育館裏に来い

わをーん‼
女性は、先程の項目をぱっと見で確認し、少しでも『まぁありかな?』と感じることで、お次はあなたの人間性の項目に目を移すこととなります。
ここで「よく見るような内容」や「ヘンテコな文章」を書いてしまっていると、女性は離脱し、その後一生あなたのプロフィールがその女性に見られることはなくなります。
ということで、肝となってくる項目についての注意点などを見ていきましょう。
性格について
あなたのありのままをまず書いてみることをおすすめします。
その上で、文章中にある「じめじめした部分」を取り除いていけば、それなりの魅力的な文章になるでしょう。

何かポイントはありますか?
女性は価値観が合う男性を求める傾向が強いので、あなたが狙う女性と同じ価値観を持っているということを文章中で匂わせましょう。
例えばあなたが『明るい女性と出会いたい!』と希望しているのであれば、『人を笑わせるのがとにかく好きです!』などのようなフレーズを入れることで、『あ、私と同じ価値観だ!』と思った女性と出会いやすくなります。
趣味について
趣味は個人の自由であり、かつ自分の知らない世界を知れるという好奇心を刺激することができるので、変わった趣味がある場合はそれを素直に書いた方が掴みとしてはおすすめです。

何かポイントはありますか?
世間的にキモイと思われているような趣味は書かない事をおすすめします。
たまに「自分の趣味を認めてくれる女性じゃないと嫌だ!」と思っている婚活男性を見かけますが、”自分”という存在を一つでも多く女性に認めさせようとするマインド自体が婚活連敗という結果を生み出しているので、該当する方は注意が必要です。
喫煙について
基本的に婚活女性はタバコを嫌う方が多いです。
私は今の嫁と出会った当時、嫁はタバコをスパスパ吸う人で、私は全く吸わない人だったのですが、どの口が言ってるんだレベルで彼女は『タバコ吸う男は好きじゃないわ~』なんてことを言っておりました^^;
喫煙者である女性でも男のタバコは許容できないというケースもいるということです…
(ちなみに付き合いだしてから半年ぐらいで自然と嫁はタバコを吸わなくなりました^^;)

何かポイントはありますか?
喫煙の有無を書く場合は、ヘビースモーカーであったとしても『1日に数本数程度です。」のようにマイルドに書くことで、相手のハードルを少し下げられるのでおすすめです。
飲酒について
これについては書き方方次第なところが大きいです。
一つは『たしなむ程度でお酒が好きというよりかはだれかと飲んで楽しく会話することが好きです。』という形で、人が好きでコミュ力高めな男を演出する方法があります。
もう一つは『お酒が好きで日本酒はほぼ全ての銘柄を試してきました。最終帝に行き着いたのは、やっぱり水が一番うまいということです。。』のように、お酒にめちゃくちゃ詳しい男を演出することで、お酒好きの女性に興味を抱かせる方法があります。

何かポイントはありますか?
こちらもやりがちな男性がいますが、『自分はお酒が飲めないので出来れば同じような女性が良いと思っています。』的なことを書いてしまうことは絶対に避けたいところです。
すべての項目に共通しますが、自己プロフィール上で他人に何かを求めたり押し付けたりする文章は、その時点で「なにこの男、偉そう。ないわ。」と直感的に思われてしまいます。
写真について
こちらはあまりにも有名ですが、自己プロフィールに乗せる写真は自撮りNGです。
結構なイケメンでもない限り、男の自撮りはキモすぎます。女性はその男性が少しでもナルシストだと感じるとその時点で引きます。

何かポイントはありますか?
何か集合写真的なものがあれば、自分が写っている範囲だけ切り取り、それを使用することをおすすめします。
そうすることで画像が荒くなりぱっと見イケメンに見えやすくなるというトリックをぶちかますことが出来るのです。
ちなみに私が婚活中に使用していた写真は、会社でバーベキューをした際に撮った集合写真を切り取ったものでした^^;
自由記述の自己紹介文について
予め項目が決まっておらず、一から自分で考えてある程度の文字数を書かなければならない自己プロフィールもあります。
そんな時に大事なのはとにもかくにも、『言い回し』です。
ネガティブワードは決して使わず、ポジティブワードを多用することが非常に大切になってきます。

なぜでしょうか?
自分のダメな部分は最初に伝えておきたい男性もいるでしょうに。
その気持ちも分からないではないですが、相手はそんなもの全く求めておりません。
ということは要するに、それを伝えるという事はただの自己満足の範疇でしかないのです。
例えば私を例にして書いたとすると・・
低身長でも大丈夫な方とお会いしたいです。
↑書いた本人からすると、これを見た上で自分を良いと思ってくれた女性と出会えるので、一見プラスに感じますが、これを見た女性からすれば『え?なんでわざわざ自分のコンプレックス書いてるの?これを見てどうしろっていうわけ?ないわーこの男。』となることでしょう。
『低スペック男の婚活|成功のカギ』←こちらでもお話していますが、婚活女性は男性に対し、前向きさを求めています。
婚活女性が全く求めていないネガティブワードを書いたところで、ガン無視されると思っておいた方がいいでしょう。
自己紹介プロフィールのサンプル
予め項目が決まっていないプロフィール文章を作成しなければいけない場合、何をどう書けばいいのか分からない!という道は誰しもが通ります。
まずは手始めに以下のひな形にそって書くことをお勧めします
【ひな形】
- 導入文
- 婚活をはじめたきっかけ
- 仕事について
- 休日について
- 性格の特徴について
参考に、婚活当時、私がマッチングアプリ(婚活アプリ)の自己プロフィールに書いていた文章を再現したものをサンプルとして載せておきます。
(上のひな形に沿って書いています。)
例)
はじめまして!都内で会社員をしている31歳の○○と申します。
お読みいただき大変恐縮です!
この2年間ありがたいことに熱中できる仕事をしながら充実した日々を過ごしていましたが、ふと先日、「このままだと結婚するタイミングを逃してしまう…」という考えが巡り、焦りを感じ婚活スタートに行き着きました。
私の仕事は主に会社でマネージャー職をしつつ、外部雇用の面接など採用活動も同時並行でやっております。
人と関わり会話を楽しむことが好きなのでマネージャーとしても採用担当としても、自分の個性を最大限発揮しながら仕事が出来るので非常にありがち環境にいるなぁと毎日に感謝しています^^;
休日は土日休みで、大体は朝起きてから掃除洗濯を済ませたら少し勉強し、趣味のボクシングジムに出かけミット打ちやスパーリングなどをして汗を流し、その足でサウナに行ってさらに汗を流しストレス解消をしています。
夜は行きつけの焼き鳥屋で楽しくお酒を酌み交わし健康的に寝る!といったルーティーンです。
私は性格上誰かに笑ってもらうことが大好きなので、毎日を楽しく過ごしていきたい方がいらっしゃれば是非ともよろしくお願いいたします!
ポイントは「この人といたら人生楽しく過ごせそう!」と感じてもらうことです。
これが大正解の文章かといえばそんなことは全くないですが、一つの指標として是非とも参考にしてみてください。
婚活における自己プロフィールのNG集
何度もしつこいようですが文章から前向きさをにじみ出させることが肝です。
ということは、見方を変えると文章から少しでも『ネガティブさ』がにじみ出てしまってはいけません。
ではどんなものがネガティブだと受け止められてしまうのか、お話ししていきます。
- 嘘を平気で書く
- 自由記入欄が適当
- ギャンブルが趣味と書く
- 自分が相手に求めるものを書く
- 学生のような記号や顔文字の連発
一つ一つ見ていきましょう。
嘘を平気で書く
これは日常会話の時でも同じですが、嘘って意外と他人にバレてたりすることが多いです。

「こいつのこの話ウソくせ―」
って感じるあれですね。
普通に考えて『ウソつき』を好きになる人間は男女共々いません。中には奇特な方がいるでしょうが。
ワンポイントだけウソを入れていたとしても、全体の構成から見るとそこだけ違和感を与えてしまうことになり、結果的に『なんかうさんくさい人だな…』と思われてしまいます。
ウソも方便という言葉がありますが、あれは人を幸せにするために使う嘘であれば良いよね!という意味合いなので注意が必要です。
自由記入欄が適当
ほぼ全てのマッチングアプリ(婚活アプリ)では自己プロフィールの最後に自由記入欄があります。

あれが一番めんどいですよね。
ここをめんどくさいと取るか、それともここがチャンスと取るかで婚活成功率も変わってきます。
何度も言うようですが、『神は細部に宿る』のです。
しっかりと婚活の神を宿らせましょう!
ギャンブルが趣味と書く
基本的にギャンブル好きを好きになる婚活女性はいないと思った方がいいです。
一見すると、ギャンブル好きの男を好きになる女性はノリが良さそうに思えますが、結局それはその女性自身もギャンブル好きだったりするからです。

まさに『類は友を呼ぶ』…
しっかりとした考えを持っている女性との結婚を望むのであれば、わざわざギャンブル好きを公言するメリットは一切ありません。
自分が相手に求めるものを書く
自己プロフィールは転職活動でいうところの履歴書です。
その履歴書に、『週休二日で土日休みを希望します。有給休暇は月に1回は取りたいです。残業は出来ませんのでよろしくお願いいたします。』なんて書いてあったらどうでしょう?

会ったこともないのになんかウザいと感じますね(汗
そうです。
それが一般的な人間の感覚です。
マッチングアプリ(婚活アプリ)の女性のプロフィールを見ていると、『低身長、低年収さんはお断りしています。ごめんなさい。』なんて文章を書いているクソアマがいますが、まさにこれですね。
男性で言うと例えば、こちらの家族と同居して欲しいなどを先に書いてしまっていると、先程の履歴書の例と同じ印象を相手に与えてしまうので注意が必要です。
学生のような記号や顔文字の連発
文章が汚いのもNGです。
婚活女性の多くはしっかりとした男性を求めているので基本的にバカを嫌います。
そのような中で・・
僕は都内で会社員をしています('Д')
周りの友達にはよく優しいねと言われます(´・ω・`)
結婚は人生の墓場だといわれますがそれでも僕は結婚を望んでいます(;´∀`)
ご連絡お待ちしています(^^♪
こんなような文章を書いた日には誰ともマッチングしないでしょう。

さすがこれはヤベーだろ‼
まとめると・・
『ネガティブな男』『めんどくさそうな男』と少しでも思われたら、そこで試合終了です。
自己プロフィールは転職活動でいうところの履歴書。
その熱意が文章に現れます!
『神は細部に宿る』ことをしっかりと意識し、真剣に作成していきましょう‼
そうすれば必ずや可能性が広がっていく事でしょう‼
【婚活開始から結婚するまでの体験記】
低身長…低学歴…ブサメン…低年収…
そんな私が31歳で始めた婚活。
その結果、美人で性格も良い嫁と結婚出来た今だからこそ、気持ちに余裕を持ってお話できる体験談。
婚活を頑張るあなたにとって、少しでも参考になればうれしいです^^